50代、管理栄養士の「リアルな食事」。朝昼晩に食べているものを公開
管理栄養士が朝・昼・晩に食べているもの
――道江さんの普段の食生活の例を教えてください。 道江:朝は小麦ブランのシリアル(低脂肪乳)、ゆで卵、キウイ、コーヒー。昼は社員食堂のスマートミールランチ。夜は油あげ餃子、ブロッコリー、切り干し大根の和え物、具沢山味噌汁、ごはん。間食は豆乳、高カカオチョコレートなどです。 ――普段から運動はされていますか? 道江:通勤すると1日8000歩は歩いています。週1回ジムで筋トレとストレッチを、月2回くらい3~4kmジョギングをしています。たまに登山にも行きます。
ダイエットを長続きさせるには我慢しすぎないことが大事
――今年3月に行われたイベント『あすけん式おとなの食育展』では、50代女性の来場者が目立ちました。ユーザーさんと直に触れて、気づいたことや、さらに発信していきたいことがあれば教えてください。 道江:イベントでお話をうかがって印象に残ったのが、ダイエットではなく、「朝食を食べたほうがいいとわかっているが、起きてすぐに食べられない」「食事を少量しか食べられない」といった、「食べられない」というお悩みがある方が意外と多かったことです。 1日の適正カロリーなど指標はありますが、個人差があるので無理して食べることはないですよ、とお伝えしました。自分の身体が疲れなく、心も前向きな状態であることが大切だと思います。 ――これから夏に向けて体型や体調を整えたいという人は、まずなにから始めるといいでしょうか? また、ダイエットが長続きするコツがあれば教えてください。 道江:まず、自分の食事を可視化する、ということから始めるとよいと思います。『あすけん』は食べた食事をアプリで記録すると栄養計算をするのですが、グラフになって栄養の過不足がわかるので、今の食事の量が自分にとって多いのかどうか、知ることができます。現状を把握したうえで、ダイエットを始めることで食事選びが楽になります。 また、ダイエットを長続きさせるには、我慢しすぎないことが大事です。我慢によるストレスは「ダイエット=つらい」という印象から挫折につながっていきます。ダイエット中でも小さな楽しみをつくることがダイエット成功の秘訣です。そのためには甘いお菓子など、好きなものをすべて制限するのではなく、決めた日に自分へのごほうびとして好きなものを食べる、などマイルールをつくってみることがおすすめです。 おいしいものを堪能したら翌日に調整する、というようにメリハリをつくって、楽しくダイエットに取り組んでくださいね。
ESSEonline編集部