イタリア代表、EURO2024に臨む26名が決定! 候補メンバーからオルソリーニらが外れる
イタリアサッカー連盟(FIGC)は6日、EURO2024に向けたイタリア代表の正式メンバー26名を発表した。 【ハイライト動画】トルコ戦はこちらからチェック! EURO2024予選でグループCに組み込まれたイタリア代表は、イングランド代表にこそ2敗を喫したものの、残る6戦は無敗をキープ。ウクライナ代表など難敵を抑え、2位で本大会行きの切符を掴んだ。前回大会の覇者として、EURO2連覇を目指す。 5月23日には、EURO2024に向けたトレーニングキャンプに参加するメンバー30名を発表した。当初はリストに入っていたDFフランチェスコ・アチェルビ(インテル)が負傷のため参加を辞退し、代わってDFフェデリコ・ガッティ(ユヴェントス)を追加招集。さらに、今月3日にはDFジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ)もケガの影響でチームを離れることが決まっていた。 4日にはEURO2024本大会出場を決めているトルコ代表との国際親善試合を戦い、試合はスコアレスドローで終了。9日には本大会前最後の実戦の場として、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表との国際親善試合を控えているが、同試合の前に最終的なメンバー26名が発表された。 アチェルビ&スカルヴィーニを除くと、候補メンバーから外れたのはGKイヴァン・プロヴェデル(ラツィオ)、MFサムエレ・リッチ(トリノ)、FWリッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)の3名。オルソリーニについてはトルコ代表戦で先発していたものの、無念の落選となった。 最終的なリストを見ると、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス)、MFニコロ・バレッラ(インテル)、MFジョルジーニョ(アーセナル/イングランド)、FWフェデリコ・キエーザ(ユヴェントス)など、前回大会の優勝経験者でもある主力選手が順当にメンバー入り。トルコ代表戦で“アズーリ”デビューを飾ったばかりのDFリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ)、DFラウル・ベッラノーヴァ(トリノ)も最終メンバーに残っており、3月に初招集を受けながら、未だ公式戦では出場機会を得られていないMFマイケル・フォロルンショ(ヴェローナ)もEURO2024へ向かうこととなった。 加えて、賭博違反により7カ月の出場停止処分が下された後、5月に入って公式戦復帰を果たしたMFニコロ・ファジョーリ(ユヴェントス)も26名に残った。ファジョーリに関してはトルコ代表戦に途中出場し、およそ1年半ぶりのイタリア代表のピッチに立っていた。 EURO2024本大会では、スペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居する“死の組”ことグループBに組み込まれたイタリア代表。15日に第1節でアルバニア代表と、20日に第2節でスペイン代表と、24日に第3節でクロアチア代表と対戦する。 イタリア代表の最終的な26名のメンバーは下記の通り。