Googleファミリーグループでならパスワードが「安全に」共有できるようになった!
Googleパスワードマネージャーが、家族で使いやすくなります。 Android Authorityが報じたところによると、2024年2月に発表されたパスワード共有機能がGoogleパスワード・マネージャーにも導入されはじめました。 Googleのサポート文書によれば、この新機能により、ユーザーは保存したパスワードのコピーを家族グループのメンバーと「安全に」共有できるようになります。 つまり、この機能を使うには、ファミリーグループを持っているか、作成する必要があるということです。古いGoogleアカウントには共有できません。
Googleファミリーグループ内でのパスワードシェア
Android Authorityによると、 すでにファミリーグループの一員であり、Android用のGoogle パスワードマネージャーを使用している場合、新しい「共有」ボタンがパスワードの横に表示されるはずです。 ただし、デスクトップではまだこの機能が利用できないかもしれません。しかし、PCとiOSはいずれ、それぞれのChromeアプリからアクセスできるようになるはず。 パスワードの共有に関しては、特にテキストメッセージやメールではあまり安全ではないため、いつだって実に厄介なものでした。 Googleパスワードマネージャーでパスワード共有が使えるようになれば、すでにGoogleに情報を任せているユーザーにとって、無料のパスワードマネージャーがさらに魅力的なものになることは間違いありません。 1Password、LastPass、Bitwarden、そして比較的新しいProton Passのようなほかのパスワードマネージャーもパスワード共有機能を提供していますが、Googleのファミリーグループへの依存と同様に、それぞれ独自の制限があります。 Googleが将来的にこの機能を拡充し、たとえばLastPassの一時パスワード機能のようなものを導入してくれることを期待しています。この機能では、実際のパスワードを相手に渡さずにパスワードを共有でき、その一時パスワードは一定期間後に期限切れとなり、アカウントの安全性を保つのに役立ちます。 Googleパスワードマネージャーの新しい共有機能には、今後数日間ウォッチしておきましょう。この機能は、5月のGoogle Play 開発者サービスのアップデートv24.20の一部として利用可能になる予定です。 Source: Android Authority, Google(1, 2, 3), LastPass Preview
ライフハッカー・ジャパン編集部