高島平でリユースイベント「おゆずり会」開催
子ども用品のリユースイベント「おゆずり会」が12月15日、高島平の東京都板橋福祉工場(板橋区高島平9)2階で行われる。主催は地域の産後ケアを推進する子育て支援団体、一般社団法人「neruco(ネルコ)」。(板橋経済新聞) 【写真】絵本が並ぶ様子(写真提供=一般社団法人「neruco」) 成長に伴って不要になった子ども服やおもちゃ、絵本を持ち込んで、欲しい人に譲ることができる同イベント。同法人理事の森脇由香さんが児童館で行われていた「お買いものごっこ」からヒントを得てアイデア化し、おゆずり会を始めた。開催は今回で13回目。 当日は、東京都助産師会板橋地区の助産師に相談できるコーナーも設ける。 代表理事の酒井広美さんは「地域ぐるみの産後ケアに取り組むネルコのおゆずり会は、120センチ以下の洋服、おもちゃ、絵本、離乳食など、家庭で使わなくなったものが寄付され、欲しい人が持ち帰ることができる地域内リユースの取り組み。妊娠中に赤ちゃん用の洋服を持ち帰った人が、赤ちゃんが生まれた後に今度は洋服を寄付してくれたり、おゆずり会で持ち帰った絵本を読み終えてまた寄付してくれたりするなど、次の子どもに使ってもらいたいという気持ちがうれしい」と話す。 おゆずり会の開催時間は10時~11時。参加費は1家族500円または板橋区のすくすくカード1枚。当日の寄付品持ち込みにも対応する(受付時間は9時30分~11時)。
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