WindowsからMacBookに変えて3年。MacBookを辞められなくなった理由
4. Appleは不利な点を克服しつつある
AppleシリコンのMacがはじめて登場したとき、macOSは旧型のIntelベースのMac向けに書かれたプログラムを翻訳するために、Rosetta 2に大きく依存していました。 Rosettaは多くの処理能力を必要としませんでしたが、Appleシリコンの初期にはmacOSのパフォーマンスに影響を与えました。 しかし、2024年にはAppleシリコンがAppleの標準チップインフラとなり、macOSのほぼすべての一般的なソフトウェアがネイティブ対応で書かれるようになっています。 これにより、いくつかの古いアプリを除いて、Rosettaによるパフォーマンスの低下はほぼ完全になくなりました。 同様に、macOSは常にゲームに関して評判が良くありませんでした。 macOSはゲームの性能や互換性の面で依然としてWindowsに大きく遅れを取っていますが、その差は年々縮まりつつあります。 たとえば、macOSは現在『バルダーズ・ゲート3』『ファイナルファンタジーXIV』『Minecraft』『Hades』といった主要タイトルに対応しています。 さらに、macOSはエミュレーションにおいても驚くほど良好に動作します。 性能は同等の価格のWindows PCには及ばないものの、人気タイトルが遊べる選択肢があるのはとてもうれしいことです。 近年、AppleはmacOSの柔軟性と互換性をより高める方向に進んでいます。 これにより、AppleはWindowsに対する最大の弱点を着実に克服しつつあると言えるでしょう。 macOSは年々改善されてきましたが、すべてのユーザーにとって完璧なデバイスというわけではありません。 私は今でも主にWindows PCでゲームをプレイしており、まだ多くのアプリがmacOSに対応していません。 しかし、エコシステム、携帯性、信頼性、そしてAppleが行なってきた着実な改善のおかげで、MacBookは日常的に使うデバイスとして私にはずっと優れていると心から信じています。 Original Article: I Switched From a Windows PC to a MacBook 3 Years Ago: Here’s Why I’ve Stayed by MakeUseOf
真栄田若菜/OCiETe