シュツットガルトDF伊藤は週末のリーグ戦欠場か 指揮官「ヒロキにはクエスチョンマーク」
練習中に同僚と衝突して負傷
シュツットガルト所属の日本代表DF伊藤洋輝が、16日(現地時間)に予定されているブンデスリーガ第26節ホッフェンハイム戦に出場しない可能性があるようだ。 伊藤は、13日に行われたチーム練習の際にチームメイトと衝突。翌14日の練習には参加したものの、まだ首や頭に痛みが残っていて万全な状態ではないとドイツ紙『Bild』は伝えている。 シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督も、14日の定例記者会見の場で伊藤の状態について言及している。 「ヒロキにはクエスチョンマークがついている。彼が出られないのであれば、ホッフェンハイムとの試合までに幾つか実験が必要になる」 伊藤は、シュツットガルト加入2季目となる今季は主に左サイドバックのポジションでここまで公式戦20試合に出場し、2アシストをマーク。アジアカップ準々決勝イラン戦から2日後に行われたDFBポカール準々決勝レヴァークーゼンでは、チームに合流した直後にもかかわらず先発フル出場を果たすなど、ブンデスリーガで現在3位と好調をキープしているシュツットガルトでは替えの利かない選手となっている。 また、シュツットガルトではDFダン・アクセル・ザガドゥ、DFアントニー・ルオーらが既に怪我で戦線を離脱しているため、伊藤も欠場するとなると、ヘーネス監督は守備陣の入れ替えに頭を悩ませることになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部