ドジャース・大谷翔平投手（ロイター）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が、ヤンキースとのワールドシリーズ第１戦を翌日に控えた２４日（日本時間２５日）、ドジャースタジアム内で取材に応じた。 【写真】「すごく助けられた」２人 　日米の多くのメディアに囲まれた大谷。今季はこれまで６年間を過ごしたエンゼルスからドジャースに１０年総額７億ドル（約１０２２億円）の超大型契約で加入。ベッツ、フリーマンとのＭＶＰトリオは他球団にとって脅威となる存在だった。年上でチームのリーダー格でもある２人の存在について大谷は「ともに素晴らしい選手ですし、チームメートとしても感銘を受けるというか、準備から普段のクラブハウスの過ごし方もそうですし、チームの主力の選手としてすごく助けられた１年だったなと思います」と感謝していた。 　ドジャースの強さを「シーズン中からけが人も多かったですし、それを全員でカバーする試合が多かった。それはポストシーズン中でも多かった。毎年のようにドジャースとは勝っているチームだと思うけど、僕が外から見ているよりは、タイトな試合が多かった。そこまで簡単なシーズンではなかったと今振り返って思った。（チームの選手）層はやっぱり厚いなと思いますね。戦力として見るなら、けが人が多い中で出てきた選手がカバーする力は相当高いですし、マイナーの組織から上がってきた若手の選手も高い実力を持って、しっかり育成をされた状態で上がってきているなという印象を受ける。それは層が厚いなと、それに加えて個々のキケ（Ｅ・ヘルナンデス）みたいな選手。（試合に）出ていなくてもシーズン中はチームをサポートしていましたし、逆に言えばそういう選手がポストシーズンで出たときに爆発力がある。全部のバランス力が素晴らしいと思う」と分析していた。