火元住人「電気カーペットから火が出た」 豊中市のマンションで火事 80代男性がけが
6日午前、大阪府豊中市のマンションで火事があり、住人の80代の男性がけがをしました。 午前9時45分ごろ、豊中市東豊中町の8階建てのマンションで「火が出ています」と住民から警察に通報がありました。消防によりますと6階の部屋から火が出ていて、約1時間後に消し止められましたが部屋はほぼ全焼で、住人の80代男性が煙を吸うなどの軽いけがをして病院に搬送されました。 火元とみられる部屋は3人暮らしで、けがをした男性以外の2人は出火当時、外出していました。 警察によりますと男性は「風呂掃除をしていたら煙が入ってきた。電気カーペットから火が出た」と話しているということです。 警察と消防が出火の原因を調べています。
大阪市消防では去年こたつで1件火災発生
大阪市消防によりますと、2022年に大阪市内で発生した火災643件のうち、電気カーペットが原因の火災は0件だったということです。類似の暖房器具としてこたつがありますが、こたつが原因の火災もわずか1件で、「入・切」のスイッチ部分が熱くなっていて、なにかしらの燃えやすいものと接触して発火していたということです。 電気カーペット、こたつなどは器具の熱くなった部分と燃えやすいものが接触することで火災が起きることがあるそうで、こたつなどの中で服をあたためようとしてそのまま忘れてしまったり、電源をつけっぱなしにして外出したりすることがないよう注意して欲しいと話しています。