【毎日ベスト3】日刊スポーツDB班が選ぶ土曜午後から買いたい馬ベスト3
<日刊スポーツDB班が選ぶ土曜午後から買いたい馬ベスト3> <1>モズナナスター(京都11RファンタジーS・15時45分発走) 2歳重賞は矢作厩舎が狙い目だ。21年以降で出走回数では2位となるのべ18回出走し、【3・4・0・11】で勝利数は2位タイ。連対率38・9%は10頭以上出走した厩舎では3位で、今回出走する厩舎の中では1位だ。ファンタジーSだけに絞っても、これまで矢作厩舎は【1・3・0・2】で、現在は14年2着ダノングラシアス、15年1着キャンディバローズ、23年2着ドナベティと出走機会3連続連対中でもある。普段から、馬主の経済事情を考えて、出走回数を増やし、2歳の早い段階で、馬主の費用回収を意識する矢作厩舎の信条が表れている。 <2>ビジュノワール(東京10RノベンバーS・15時00分発走) 東京芝1800メートルではキタサンブラック産駒に注目だ。21年以降の種牡馬成績を見ると、【12・4・4・26】で、産駒を10頭以上出走させている種牡馬の中では、勝率26・1%と連対率34・8%は1位、複勝率43・5%は2位と、ハイレベルだ。東京への適性の高さは父からだけではない。半兄のブラックプラチナムも東京の芝1800~2400メートルで【4・3・1・2】と勝率40%、連対率70%と抜群の結果を残している。父からも母系からも受け継いだ東京巧者の血が激走を呼ぶ。 <3>クリダーム(福島11RフルーツラインC・15時25分発走) 福島ダート1150メートルで意外な感もあるが、19年以降で、ハーツクライ産駒が【7・3・1・9】で連対率50%を誇る。しかも7勝は1頭が集中的に勝ったわけではなく、6頭であげたものであり、種牡馬としての適性の高さがうかがえる。また上原佑師もこの条件は【1・1・1・2】で、連対率40%、複勝率60%と結果を残している。休み明けで、近2走は凡走続きだが、一変が期待できる。 【先週土曜の結果】 <1>ブラウンラチェット 東京11RアルテミスS 1着(3番人気) <2>スズハローム 京都11RスワンS 15着(2番人気) <3>シゲルショウグン 京都10RハロウィンS 1着(1番人気) ◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。