マツコ・デラックスに「無駄に美人」と言われる島崎和歌子が“本当に美人”である理由
16歳で歌手デビューしてから芸能生活は35年。マツコ・デラックスが「アンタ、無駄に美人なのよ!」と喝破した言葉がそのものズバリの気取らないキャラクターで、長年バラエティー番組にひっぱりだこの島崎和歌子。『オールスター感謝祭』(TBS系)の総合司会や女優としても活躍しており、2023年はNHKの朝ドラ『らんまん』にも出演した。 【写真】16歳でアイドル歌手としてデビューした島崎和歌子
デビュー当時はアイドル歌手だった島崎和歌子
芸達者な顔を持つ島崎だが、デビュー当時はアイドル歌手だった。4月17日には、アイドル時代の楽曲を集めたアルバム『島崎和歌子 ゴールデン☆ベスト』(ユニバーサルミュージック)が発売、あらためて歌手として注目を浴びる可能性も!? 「35周年という節目の年で、レコード会社さんからベストアルバムのお話をいただいて。ヒット曲なんてないので驚きました。でも若者の間で今、昭和歌謡とかシティポップが人気ですよね。私の歌もあいみょんちゃんとかがカバーしてくれたらヒットするかもと期待しています」と島崎は笑う。 歌手デビューしたのは1989年で16歳のとき。「花の82年組」に代表されるアイドル全盛期が終焉し、テレビの歌番組も少なくなっていった時代だ。デビュー曲のタイトルは『弱っちゃうんだ』。プロモーションでは、他のアイドルとの差別化を意識して、ショートカットで黄色いパンツスーツの衣装が用意された。 「この衣装がイヤでイヤで(笑)。他のアイドルはみんなフリルのついたかわいい服を着ているのになんで私はこれなの?って。楽曲もアイドルっぽいアップテンポの曲ではないんです。ショッピングモールにプロモーションに行くと、新人演歌歌手だと思われていたみたいで、お客さんは高齢者ばかりだったこともありました(笑)」 5年ほど歌手活動を続けたが、ヒット曲には恵まれず、女優としてドラマに出演したり、バラドルの道へ進むことになる。 「でも私は歌手を一度も卒業してないからね」 歌番組のオファーがあれば、いつでも喜んで歌うつもりだ。