右腕切断の佐野慈紀氏「左投げのぴっかり投法をお披露目します!」
感染症により右腕切断の手術を受けた元プロ野球選手の佐野慈紀氏(56)が21日までにブログを更新。“左投げのぴっかり投法”を披露すると発表した。 佐野氏は19日のブログで、「21日、22日 第5回くら寿司トーナメント2024 第18回学童軟式野球全国大会 ポップアスリートカップ星野仙一旗争奪の決勝ファイナルが神宮球場で開催されます。毎年楽しみにしているイベント」と告知し、「その大会の始球式で左投げのぴっかり投法をお披露目します!」と伝えた。 さらに、「しっかり準備して挑みたかったのですが、あいにくの腰の感染症による入院生活。痛みもだいぶ落ち着いたので外出許可をもらいチャレンジしてきます!」とつづり、「まずは第一歩!左投げでキャッチボールできるまでになり、いつかは打者と対戦するまでになります!」と意気込んだ。 感染症で利き腕を失い、糖尿病の治療や心臓弁膜症などとも闘っている。「しかしながら落ち込む事なくまだまだチャレンジです。チャレンジする事で心が豊かになる。強がり続けるハゲおやじです」と前を向き、「思い切り帽子を飛ばして、みんなを笑顔にしてきます!」と全力投球を宣言。「かがや毛」と刺繍(ししゅう)された金色の新グラブの写真も添え、「グラブも新調しましたよ。結果をお楽しみに!」と呼びかけた。
テレビ朝日