とべ動物園のライオン「リリー」死ぬ【愛媛】
県立とべ動物園は、飼育していた17歳のメスのライオン「リリー」が死んだと27日に発表しました。 とべ動物園によりますと、20日からリリーの食欲が落ちたため、投薬治療などを試みたものの、25日に多臓器不全で死んだということです。 「リリー」は2015年、ペアのオスライオン「バリー」との間に3頭の子ども「さくら」「リリ花」「柑太郎」をもうけました。 最近はバリーと仲睦まじく暮らし、リリ花の子ども達の遊び相手でもあったということです。 これでとべ動物園で飼育中のライオンはオス4頭、メス5頭の計9頭になりました。 園では「残された個体、特にバリーが寂しくならないように気にかけながら飼育管理をしてまいります。 これまで暖かく見守っていただいた皆さま、本当にありがとうございました」などとコメントしています。 なお、ライオンの飼育下での寿命は18年から20年程度といわれているということです。