死因は出血性ショック 鹿児島県伊仙町の女性死亡事件 警察は殺人事件と断定 捜査本部を設置
鹿児島テレビ
20日、保育士の女性が伊仙町の住宅で血を流して死亡しているのが見つかった事件で、22日、女性の死因が出血性ショックとわかり、警察は殺人事件と断定し捜査本部を設置しました。 永尾武弥記者 「現場では立ち入りを禁止する規制線がきのうより30メートルほど手前に設けられ、中では現場検証が行われています」 鑑識の職員を乗せた車両が規制線の中に入り、22日朝から始まった現場検証。 その後、警察犬も投入されたほか、長い棒を持った捜査員が住宅の周りだけでなく、県道や脇道の茂みなどを確認する様子が見られました。 この事件は20日午後6時ごろ、保育士の菊池房子さんが伊仙町佐弁の自宅で血を流して死亡しているのが見つかったものです。 司法解剖の結果、菊池さんの死因は出血性ショックだと判明し、警察は殺人事件と断定。さきほど捜査本部を設置しました。 菊池さんには上半身に鋭利なものでつけられたとみられる複数の傷がありましたが、周辺から凶器らしきものは見つかっていないということです。 また、付近の住民の話では、菊池さんは事件当日の午後3時すぎから、自宅近くの公民館で草刈りに参加していたということです。
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