友人が「フェラーリは高く売れるから」と、数年で乗り換えています。やはり“人気の車種”は高くてもお得なんですか?
高級車の代名詞ともいえるフェラーリ。「いずれ乗ってみたい」と憧れている人も多いのではないでしょうか? そんな車好き憧れのフェラーリですが、世の中には次々と乗り換えている人もいます。そのからくりとしては、リセールバリューの高さが挙げられます。 そこで本記事では、フェラーリの価格相場を紹介し、リセールバリューが高い理由についても解説していきます。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
フェラーリの新車価格は2000万円超え
フェラーリは新車価格で2000万円を超える車種が多くあります。例えば、「カリフォルニアT」は2014年から2017年の年式のもので約2400万円、「F430」は2007年から2008年の年式のもので約2200万円です。 2000万円超の自動車は超高級といえますが、フェラーリはリセールバリューが高く、新車価格が約2800万円の2010年の458イタリアだと現在でも約70%の価値があります。つまり、10年以上たっても約1900万円の価値があるということです。
リセールバリューが高い自動車の理由は?
フェラーリのようにリセールバリューが高い自動車には理由があります。「人気のある車種」、「生産が少ない自動車」といった理由です。 まず、人気のある車種はリセールバリューが高い傾向にあります。人気のある車種は生産が終わってからも需要があるため、自動車の価値が下がりにくいです。場合によっては価値が上がることもあります。フェラーリはブランド力があり、ハイステータスのイメージがあることから人気が高いです。 また、生産台数が少ない自動車もリセールバリューが高いです。生産台数が少ないとそれだけ価値が高くなるので、年式が古かったとしてもリセールバリューは高くなります。フェラーリはブランド価値を高めるために生産台数が少ないです。そのため、リセールバリューが高い要因になっています。
ほかのフェラーリに乗り換えることも可能
大手中古車業者のWEBサイトを見ると、例えば、「GTC4ルッソ」は新車価格が約3000万円ですが、2024年7月現在では約60%のリセールバリューとなっています。60%で計算した場合の買い取り価格は1800万円です。中古車であれば別の車種のフェラーリで1000万円ほどで購入できるものもあるので、乗り換えることが可能です。 もっとも、価格相場は社会情勢や生産台数、人気によって変動します。乗り換えたいタイミングで高く売れるかは分からないので注意しましょう。