自宅の敷地内にある「マンホール」から水が溢れていました…業者に連絡したら「3万円かかる」と言われたのですが、自治体で対応してもらえないのでしょうか?
マンホールにつまりが生じて水があふれてしまうことがあるようです。家の敷地内にあるマンホールがある場合、「自治体で対応してもらえないのか?」と思うこともあるでしょう。 本記事では、家の敷地内にあるマンホールから水があふれた場合の対処法について、誰の所有物に該当するのか、業者に依頼した場合の費用相場とともにご紹介します。 また、マンホールの詰まりを予防するための清掃方法についても確認しておきましょう。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
まずはマンホールが個人の所有物か自治体の所有物か確認する
まずは、問題が起きているマンホールが個人の所有物なのか、それとも自治体の所有物なのかを確認しましょう。今回の事例では「家の敷地内にあるマンホール」ということなので個人の所有物であると考えられますが、念のため見分け方を確認しておくと安心です。 自治体の所有物となるマンホールは、公共の道路にあります。そして、ふたに自治体のマークが入っているはずなので、見分けやすいでしょう。自治体所有のマンホールから水があふれている場合は、水道局や下水道局などに連絡して対処してもらいます。 一方、個人の所有物となるマンホールは自治体のマークが入っていません。自分で管理やメンテナンスを行う必要があるため、水があふれているのを発見した場合は、自分で対処する必要があります。
自分で業者を依頼する場合の費用は?
自分の家の敷地内にあるマンホールから水があふれている場合は、業者に依頼して対処してもらう必要があるかもしれません。 マンホールから水があふれる原因は、排水管の詰まりである可能性があります。例えば、キッチンで出る油汚れや食材・洗剤カス、お風呂で出るせっけんカス、髪の毛、皮脂のほか、うっかり流してしまった固形物が詰まることもあるでしょう。 マンホールのふたを開けてみて汚水や汚物が詰まっているようであれば、長い棒などを使って詰まりを解消できる可能性がありますが、難しいようなら業者を呼ぶことをおすすめします。 マンホールの詰まりについて業者に依頼した場合の費用や料金体系は業者によって異なるため、数社の例を参考にするといいでしょう。 【A社】 ●作業費:2万7500円~(税込み) ●出張調査費:3300円(税込み) 【B社】 ●薬品洗浄:4400円~(税込み) ●下水の詰まり:6600円~(税込み) ●高圧洗浄作業:1万3200円~(税込み)