『ファイナルファンタジーVII リバース』でティファとキスできる理由をディレクターが語る
12月3日に開催された「PlayStation Partner Awards 2024」にて、『ファイナルファンタジーVII リバース』のディレクターを務めた浜口直樹氏がメディア向けの質問に答えた。 「ファイナルファンタジーVII リバース」画像・動画ギャラリー 本イベントで、『ファイナルファンタジーVII リバース』はGRAND AWARDを受賞した。伝説的なタイトルのリメイクプロジェクトで、多くのファンに支えられていることも受賞につながったものと思われる。 ファンにとって衝撃的なハプニングといえば、ゴールドソーサーのデートイベントが挙げられるだろう。ヒロインのひとりであるティファがデート相手になると、なんと主人公クラウドがゴンドラに乗るシーンでキスをするのだ。 浜口氏はキスシーンを取り入れた理由について聞かれ、実は特別な意図があったことを明かした。 「1作目『ファイナルファンタジーVII リメイク』にもクラウドがティファを抱きしめるシーンがありました。『ファイナルファンタジーVII リバース』ではクラウドに成長してほしいと思ったので、1作目ですでに抱きしめていれば、2作目ではそれ以上を求めた方がいいということで取り入れました」 キスシーンは単なるファンサービスではなく、クラウドの成長を描くために導入された側面が強いということになるだろう。シーンを見れば、キスはティファからではなくクラウドが先手をとっていることがわかる。 浜口氏自身は1997年に発売された原作『ファイナルファンタジーVII』をいちプレイヤーとして遊び、多大な影響を受けた。開発チームはこのように、『ファイナルファンタジーVII』で育った世代のメンバーが多いという。原作への思い入れと深い理解もあって、このようなシーンが誕生したのだろう。 「ファイナルファンタジーVII」リメイクプロジェクトの次回作にも期待したい。
クラベ・エスラ
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