「日本には大打撃」宮田笙子が喫煙疑惑でチーム離脱 パリ五輪目前の衝撃事態を英BBCなども報道「出場が疑問視」
驚きのニュースに衝撃が広まっている。パリ五輪体操の女子日本代表主将の宮田笙子(順大)が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱したことが明らかになった。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック 現地時間7月17日、日本体操女子代表チームは、合宿先のモナコで練習をメディアに公開。ただ、その場に主将の宮田の姿はなし。日本体操協会の田中光・女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」と話すにとどめたが、喫煙による代表行動規範に違反した疑いがあると判明した。 近年、一気に世代交代が進んだ中で次世代エースとして期待を集めてきた。現在19歳の宮田はパリ五輪代表選考を兼ねた今年4月の全日本選手権で初優勝、さらに5月のNHK杯でも3連覇。日本の新エースとしてメダル獲得の期待も高かった。 そんな次世代エースのまさかの離脱に世界もショックを隠さない。英公共放送『BBC』は「ミヤタのパリ五輪出場は疑問視される」と今回の喫煙疑惑を報道。香港の大手紙『South China Morning Post』も、「彼女が欠場となれば、1964年の東京オリンピック以来初のオリンピック団体でのメダル獲得を目指す日本にとって大きな打撃となるだろう」と離脱による影響を伝えている。 また、体操大国としても知られる米メディアでも驚きの声が上がっている。老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は「パリで女子体操競技が始まる10日前に届いた衝撃的なニュースだ」と一連の騒動と現況をリポート。「パリ五輪の開幕を1週間後に控え、体操日本代表は大きな打撃を受けた」と読み解いている。 なお、順天堂大とともに調査を進めている日本体操協会は、日本時間の19日午後に会見を開く予定。喫煙疑惑による代表はく奪となれば異例の事態と言えよう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]