「ポップ・アート 時代を変えた4人」 26日、福島市の県立美術館で開幕 関係者ら内覧会
大衆的なイメージと明るい色使いが特徴のポップ・アートの世界を伝える展覧会「ポップ・アート 時代を変えた4人」は26日、福島市の県立美術館で開幕する。25日は関係者向けの内覧会などが開かれ、アートの世界を堪能した。 県立美術館、福島民報社、福島テレビで構成する「ポップ・アート」福島展実行委員会の主催。スペイン出身のコレクター、ホセルイス・ルペレスさんのコレクションの版画やポスター、服飾などを展示する。「ザ・ファビュラス・フォー(素晴らしき4人)」と呼ぶロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズの作品を中心に138点が並ぶ。会期は12月15日まで。 内覧会に先立ち、オープニングセレモニーを行った。実行委員長の高橋英子県立美術館長、芳見弘一福島民報社社長、横山淳福島テレビ社長、内堀雅雄知事、作品所有者のホセルイス・ルペレスさんがあいさつし、大沼博文県教育長と共にテープカットした。
内覧会後、県内の芸術文化や景色を鑑賞しながら歩く「ふくしまアートウオーキング」も行われた。内堀知事らは高橋館長の案内で美術館の庭園を散策。フランスの美術家フェルナン・レジェの美術品「歩く花」などを鑑賞した後、銀杏並木通りや国登録有形文化財・瓶子家住宅まで足を伸ばした。 ■アートスポット巡るスタンプラリーも 28日から 「ふくしまアートウオーキング」は、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用したアートスポットを投稿するキャンペーンを実施している。28日からアートスポットを巡るスタンプラリーを実施する。主催するチャレンジふくしま県民運動推進協議会が25日、発表した。 期間は来年1月31日まで。会津、中通り、浜通りの3エリアのモデルコースに設けられたスタンプ設置場所で押印する。3つ集めて応募すると、抽選で福島県の特産品が贈られる。