三菱自、博報堂とアウトドア関連会社「ノヤマ」を設立 PHVとキャンプ用品をワンストップで貸し出し
三菱自動車は18日、アウトドア関連サービスを手掛けるノヤマ(久保田和拓社長、東京都中央区)を博報堂と共同出資で設立したと発表した。プラグインハイブリッド車(PHV)とアウトドア用品の一括レンタルサービスなどを提供し、三菱車の体験機会を増やして拡販などにつなげていく。 レンタルサービスは、三菱レンタカー横浜都筑(横浜市都筑区)を皮切りに順次、展開していく。「アウトランダー」「エクリプスクロス」のPHVと、テントやコンロなどのキャンプ用品をワンストップで貸し出す。キャンプのノウハウを動画で紹介したり、アウトドアに特化したSNS(交流サイト)も提供したりする。 アウトドア志向のクルマづくりを行ってきた三菱自と博報堂が新たな事業を検討し、新会社の設立に至った。将来的には広告配信や利用者のデータを生かした新たなサービス展開も検討する。ノヤマの資本金は8982万円で、三菱自が66.6%、博報堂が33.4%を出資する。