カスハラ被害「土下座したことがある」7割 なぜ応じた?
「カスハラとクレーム」どう線引きする?
カスハラとクレームの線引きについて、どのように判断しているのだろうか。「顧客対応時の状況に応じて、判断を従業員に任せている」が最も多いく、39.9%に上った。その他「明確な基準を設け、ケースごとに従業員に判断させている」(32.8%)、「複数の従業員で協議し、判断させている」(26.7%)が上位に。現場の判断に委ねているケースが多かった。 経営者の不在時に起きたカスハラへの対応については「上司や責任者が対応を引き継ぐ」が最多で37.5%。「マニュアルで明確に定義されており、それに沿って与えられている権限でできる対応をさせている」(28.5%)、「一定の権限をもたせ、対応を任せている」(26.7%)と続いた。 調査は9月26~27日にインターネットで実施。自社でカスハラを受けた(または報告を受けた)ことがある経営者を対象とした。有効回答数は1005人。
ITmedia ビジネスオンライン