婚活中ですが、できれば「年収600万円」以上の人と結婚したいです。こっそり相手の年収を知る方法はありますか? お金目当てだと思われたくなくて直接聞けません……
ふるさと納税の上限額を聞く
ふるさと納税を話題に出すと年収を推測できるかもしれません。 ふるさと納税とは自分が好きな自治体に寄附をすると、返礼品が受け取れる上に、寄附した金額から2000円を引いた額の所得税や住民税が控除されるという制度です。 いくらでも寄附して良いというわけではなく、ふるさと納税の恩恵を最大に受けるためには、自分の年収に応じた上限額を確認する必要があります。 原則として年収が高いほど寄附金の上限額は高くなります。年収600万円の独身の人であれば、ふるさと納税の年間上限額の目安は7万7000円です。 ふるさと納税で寄附した金額を教えてもらえれば、大まかな年収を想像できます。金額を聞きにくい場合は「返礼品で何をもらったか」を聞くのも良いでしょう。返礼品をインターネットで調べれば、納税額が分かり年収を推測できます。
自分の年収を開示して真剣さを伝えることも大切
相手の年収を推測する質問を紹介しましたが、こっそり年収を探られるのは人によっては気分が良くないものでしょう。 将来のことを考えた上で真剣に相手の年収を知りたいのであれば、まずは自分の年収を開示しましょう。その上で「今後のことを真剣に考えているからこそ知りたい」と伝えることも1つの方法です。年収の話からお互いの金銭感覚が分かり、距離が近づくこともあるかもしれません。 結婚となるとお金の問題は切っても切り離せないため、思ったより相手の収入が低かった場合に不安になってしまうこともあるでしょう。とはいえ共働きをすれば理想の世帯収入になるケースもあります。年収はあくまで1つの判断材料として、すてきなパートナーを見つけてくださいね。 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部