2年ぶりに金沢で消防出初式
北陸朝日放送
金沢市では2年ぶりに消防出初め式が行われ、消防団員による加賀鳶はしご登りの勇壮な演技が、披露されました。 去年は元日に発生した能登半島地震の影響で中止となった消防出初め式。2年ぶりに行われた5日は、金沢市内49の消防分団の団員と、消防署員、合わせておよそ1300人が参加しました。 一番の見所は江戸時代の大名火消しの伝統を受け継ぐ加賀鳶はしご登りです。火消しに伝わる木遣りくずしが歌われる中、はしごの上で「八艘飛び」や「鶯の谷渡り」といった勇壮な技が披露されました。 このあと下帯姿の消防団員が1年の安全を祈りながら空に向かって一斉に放水し、火消しの心意気を示しました。