〈意外な事実〉手の平も、実はこっている!一瞬で手が軽くなる&手が動かしやすくなる手の平圧迫ほぐし
1日の中で一番使っている部位といっても過言ではない手。実は手も筋肉で動いているからこそ疲れています。そんな手のひらが、一瞬でかる~くなる、セルフケア方法、ご紹介します!きっとあなたも驚くほど手が軽く動かせるようになる! *写真で詳しいやり方を見る→一瞬で手が軽くなる&手が動かしやすくなる手の平圧迫ほぐし ■手も疲れがたまる? 肩や腰のように、「手がこっている」と感じる人は少ないかもしれません。しかし、手は毎日のように複雑な動きをしているため、手の筋肉にも疲労がたまっています。特に近年はパソコン、携帯電話など指先で操作するものが増えて、筋肉疲労はたまる一方。しかし手のケアは、なかなかできないもの。手の平の筋肉の硬さが、腱鞘炎などの手首の痛みや、肘の痛み、肩こりなど、腕の不調につながることもあります。 ■手の筋肉を知ろう! 手には27種類の筋肉と18個の関節があり、それらをつなぐ腱、そして細かい動きを制御するための神経が複雑に絡み合っています。1つ1つが小さいため、肩こりや腰痛などのように大きな痛みを感じることは少ないですが、日々の疲労はたまります。特に親指と人差し指の間や、小指の付け根から手首にかけての外側は、手のひらの中でもいくらか大き目の筋肉が広がっているため、疲労もたまりやすく、その反面マッサージもしやすいところです。 足の裏のツボをマッサージすると全身につながっているというリフレクソロジーの考えと似たように、手も全身につながっているといわれ、手のケアすることで全身の動きが良くなったり、ツボを刺激することで疲労回復の効果があるという説もあります。手のコリをほぐし、体を軽くしていきましょう。 ■手の疲れをとる圧迫マッサージ マッサージに行ったときのように指1本1本をマッサージするのも気持ちが良いですが、時間がない時にはコレ!という簡単圧迫マッサージ法をご紹介します。 ●椅子に座って行う場合 (1)右手の手の平を上に向けて、右の太ももの上にのせる (2)左肘を使って、右手の平をマッサージする *逆側も同じように行う ●床で行う場合 (1)右の手の平を上に向けて、床に置く(ヨガマットやクッションなど、手の甲が痛くならないように何かを敷いて) (2)左かかとを手の平にのせて、手の平全体を圧迫しながらマッサージ(かかとを乗せる位置を少しずつ変える) *逆側も同じように行う 片手、10秒~30秒行うだけで、グーパーグーパーと動かした時に、圧迫マッサージをした方が軽く動かせるように感じられるはずです。 ライター/伊藤香奈(ヨガ講師)
伊藤香奈