「世界最高投手の一人であると…」山本由伸はWSで価値を証明!? 米メディアが高評価「大型契約の正当性を立証」
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手は、同球団と結んだ12年総額3億2500万ドル(約499億円)の大型契約の価値を証明したと言えそうだ。特にニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で、野球界最高の投手の一人であることを証明したと、米メディア『CBSスポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ドジャースが第1戦を6-3で制し、1勝して迎えた第2戦で山本が先発投手に起用された。ここで勝つか負けるかで、ドジャースが優勝へ向けて波に乗れるかどうかが決まる。その重要な試合で、山本は7回途中1失点の好投を披露し、ドジャースを4-2の勝利へ導いた。勢いに乗ったドジャースは、第3戦も制して3連勝を飾っている。しかし、優勝に王手の第4戦は敗れたため、第5戦の結果次第では、第6戦で再び山本が先発登板する見通しだ。 レギュラーシーズンでは怪我で離脱した期間があり、山本の価値を疑問視する見方もあった。それでもワールドシリーズでの活躍で評価を覆し、今では世界最高投手の一人という見方も増えている。同メディアも同様に「第2戦での活躍は、山本が世界最高投手の一人であるという地位を立証するスタートとなった。また、メジャーリーグの試合で1球も投げていないのに、ドジャースが山本と3億2500万ドルの契約を結ぶという決定を下したことの正当性を立証するスタートでもある」との評価を下した。
ベースボールチャンネル編集部