シリアルナンバーが付く35周年記念車

マツダは2024年12月25日、ロードスターに特別仕様車「35周年記念車」を設定し、予約受け付けを開始した。国内向けの生産計画台数はソフトトップモデル、リトラクタブルハードトップモデルの「RF」合わせて1000台を見込んでおり、発売は2025年2月上旬を予定している。受注生産による注文受け付け期間は2025年3月3日までを予定している。 【画像】ロードスター特別仕様車の写真を見る 価格はロードスターSレザーパッケージ Vセレクションがベースのソフトトップ（6速MT）車が375万3200円、RF VSがベースの6速MT車が435万4900円、6速AT車が438万2400円。 ロードスターは1989年に発売以来、4世代にわたって2人乗り小型オープンスポーツカーとしては異例の120万台以上を販売。このほど、誕生35周年を記念して特別仕様車「35周年記念車」をリリースした。35年の歴史で培った熟成と、ロードスター特別仕様車の原点である“ヴィンテージ”をテーマに、深みのあるアーティザンレッドプレミアムメタリックのボディカラー（CX-80にも採用）と上質なスポーツタンの内装を組み合わせ、熟成を極めた大人のためのロードスターに仕上げたという。 外観はシリアルナンバー付きの専用オーナメント、RFのみに高輝度塗装の17×7Jインチアルミホイールを採用。内装はエンボス加工を施したヘッドレスト、エアコンルーバー加飾（内側：ダークレッド）、スポーツタンのフロアカーペット／専用フロアマットを装備。そのほか、ステアリング／シフトノブ／パーキングブレーキレバーのステッチをスポーツタンのカラーとしている。また、推奨ショップオプションとして、35周年記念車の専用ボディカラーであるアーティザンレッドプレミアムメタリックに合わせたセレクティブキーシェルを用意している。   特別仕様車の設定と同時に、継続設定グレードにも一部改良を行っており、ワイヤレス接続機能Apple CarPlay対応を全グレードに追加。ボディカラーではジルコンサンドメタリックを廃止した。継続設定グレードの価格は289万8500～438万2400円。   大人のムーディな特別なロードスターは期間限定受け付け。欲しい人はディーラーに急いだほうがいいだろう。   〈文＝ドライバーWeb編集部〉