初代「PlayStation」発売から30周年!その功績と印象深いゲームたちを振り返る
筆者の家に初代PSがやってきたのは1998年頃で、一緒に買ってきた『アークザラッド』(1995年)と『TOBAL No.1』(1996年)をひたすら遊んでました。特に後者の「クエストモード」は「ローグライク/ローグライト」全盛の今、改めて評価されるべきゲームだと思っています。それからは『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』(1997年)や『ドラゴンクエストVII』を弟と競い合うように遊んでいました。
筆者の運命を変えたゲームが『ウィザードリィ エンパイア 古の王女』(2000年)で、筆者が初めて触れる「ウィザードリィ」のシビアさにただひたすらのめり込み、頑張って裏村正を拾って裏ボスも倒し、それから多数の「ウィザードリィ」作品やさまざまな3DダンジョンRPGを後追いで遊ぶようになりました(なお、その結果高校入学時トップだった筆者の成績は暴落したし、大学入試もランクを下げた)。この作品をきっかけにさまざまなDRPGを遊んだ経験が、筆者がゲームライターとして生きる糧として繋がっています。
その他、いろんなキャラクターの技を組み合わせたオリジナルキャラクターを作るのが楽しかった『幻影闘技』(1996年)、PS普及期には多く見られた低価格ソフトながら「ゲームブックのようなダンジョンRPG」というコンセプトを先取りしていた『ソリッドリンク』(2000年)、キャラゲーと見せかけて意外とシビアな、でも低年齢層でも頑張れば完全クリアが可能な絶妙なバランス(でも帰還アイテムが未識別なのは許さないよ)のローグライク『ドラえもん3 魔界のダンジョン』(2000年)、『ウィザードリィ外伝 五つの試練』のメイン制作者がPSで手がけた外伝作品『ウィザードリィ ディンギル』(2000年)など……筆者の心に残った初代PSのゲームはかなりの数に上ります。
読者の皆様にも初代PlayStationの語りたい思い出などはありますか?是非ともコメント欄でお伝えください。
Game*Spark ずんこ。
【関連記事】
- PS5の起動音が初代PlayStation風に!PS30周年で「SCE」のロゴも復活、歴代ハードの効果音も選べる懐かしアップデート
- SIE吉田修平氏が2025年1月に退職へ…PlayStation初期からのキーパーソン、近年はインディーゲーム支援に注力
- 「PlayStation 3」が18周年。史上初のブルーレイ・HDMI端子採用で大きくゲームの表現の幅を広げたハード
- 「PlayStation 30周年アニバーサリー コレクション」ヨドバシ・ドット・コムで抽選販売―応募期間は11月7日10時59分まで
- 『ドラゴンボール Sparking! ZERO』公式大会予選で「逃げ」に徹した選手が優勝......システムの穴を突いた戦法が物議をかもす