「もう痛いとか痛くないとかそういうのはいいかな」ソフトバンク周東佑京が強調した頂上決戦への覚悟
◆SMBC日本シリーズ2024 第1戦 DeNA3―5ソフトバンク(26日、横浜) ■どういう状況!? 速すぎ周東が〝渋滞〟切り裂くスライディング【写真】 ソフトバンクの周東佑京が膝の痛みをこらえ超快足を飛ばした。打席で左膝に自打球を受けながら、その後に好走塁を見せた。試合後、周東は「めちゃくちゃ痛いです」と明かした上で「アドレナリンが出てくれました」と明かした。 左膝はレギュラーシーズン最終盤にも違和感を訴えて出場を見合わせるなど、シーズンを通して痛みとたかってきた。「でももう6試合で終わるんで。別に、もう痛いとか痛くないとかそういうのはいいかなというか。痛くても出るし、ここまでやってるしという感じですかね」。2024年の試合は多くても残り6試合だけ。自らのコンディションと天秤に掛けた結果、強い意志から出た言葉だった。 もちろん、出られるという判断をチームとして下した上でプレー続行した。小久保監督も「あの後もヒット打ったから大丈夫ですよ。ていうか追いかけっこしてましたからね。走りを見たら心配ない」と話す。泣いても笑っても数試合。責任感の強い選手会長が気持ちのこもったプレーを見せる。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社