驚き「自家用バス」で大型犬を連れた夫婦 ヒッチハイクの若者を乗せるのは「僕も学生のころ...」と振り返る男性 『宝塚北サービスエリア』をお正月に定点観測して出会った人々
福岡から東京を目指しヒッチハイクする大学生たち
午後6時30分をまわり、フードコートは一層、賑わいをみせます。足元にたくさんの荷物を置く人がいました。話を聞いてみると…。 「いま福岡から東京を目指してヒッチハイクしています。新幹線に乗ろうと思ったんですけど、3万円くらいして高いなと思って、ヒッチハイクで帰ればいいかと。(Qここまでは車に乗せてもらえた?)みなさん優しくて、けっこう乗せてもらえています」 東京の大学に通う男性。社会人の友達と一緒に九州の年越しイベントに参加した帰り道なんだそうです。
(大学生)「車の前まで行っちゃって、東京のほうに行きたいんで、東京ナンバーの人に『いいですか?』と言って。3台か4台くらいに1人くらいは乗せてくれる」 (社会人)「片っ端から声をかけていったら、意外と乗せてくれます」 (大学生)「(Q楽しいですか?)楽しいです。いまさっき知り合った人と5~6時間話せるくらいみなさんいろんな話を持っていますし。こちらもちょっと面白い話できるかなと思って。けっこう楽しいですね」 福岡県を前日に出発して、ここまで4台の車に乗せてもらい、順調に東へ進んできました。しかし今回はちょっと時間がかかっている様子。交渉してもなかなか乗せてくれる人に出会えません。 (大学生)「出入り口に立っておいて名古屋とかにしようかな」
夕食の時間帯は食事や買い物をしていて、車で休む人は少ないようです。ボードを名古屋に書きかえて声をかけることに。二手に分かれて乗せてくれる人を探します。 (声をかける大学生)「名古屋方面行かないですか?」
ボードを掲げて声をかけること1時間。すると…。 (男性)「名古屋のどこまで行く?」 (大学生)「名古屋の…(高速を)降りたところで」 (男性)「僕1人なんで何人乗っても」 (大学生)「ありがとうございます」 神戸から名古屋へ帰るという男性が声をかけてくれました。