【高校野球】5年ぶりの春季東北王者へ王手 弘前学院聖愛が盛岡大付に勝ち決勝進出
◆春季高校野球東北大会▽準決勝 弘前学院聖愛(青森)7―0盛岡大付(岩手)(8回コールド、17日・石巻市民) 終盤に確実に加点した弘前学院聖愛が盛岡大付を7―0の8回コールドで下し、決勝進出を決めた。先発した背番号17の左腕、芹川丈治投手(2年)が8回を1人で投げ切り、3安打7奪三振無失点。打線は初回に2つの内野ゴロで2点を先制すると6、7、8回とタイムリーで追加点を挙げた。強打が売りの相手に対し安打数で10本―3本と上回るなど、鋭い振りで得点を重ねた。“ノーサイン野球”を軸に、今大会は仙台育英や盛岡大付など東北地区の強豪校を連破。原田一範監督は「夏に向けて、優勢の試合をしっかり勝ちきろうと話していて、その通りになった。成長を感じられた」と手応えを語った。19年以来5年ぶりとなる優勝を目指し、18日の決勝(午前10時開始、石巻市民)では花巻東と対戦する。
報知新聞社