作新学院の148キロ右腕・小川 無念の指名漏れも気丈に対応「自分に与えられた試練としてプラスに捉えて、先の野球人生につなげていきたい」
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(24日、都内ホテル) 【詳報】ドラ1は11球団がクジ 金丸&宗山を引き当てた球団は?各球団の指名選手一覧 作新学院の最速148キロ右腕・小川哲平投手(18)は無念の指名漏れとなった。栃木県宇都宮市の同校で吉報を待ったが、名前は呼ばれなかった。会議終了後、気丈に報道対応。淡々とした表情を崩さず「悔しい気持ちはあるけど、自分に与えられた試練としてプラスに捉えて、先の野球人生もあるので、それにつなげていきたいなと思います」と悔しさを押し殺した。 力のある直球に、多彩な変化球で緩急をつけたピッチングが光る右腕。2年春、3年春と2年連続で甲子園に出場した。準決勝で敗れた今夏の栃木大会でも29回2/3を無失点と、抜群の安定感を見せていた。 今後の進路については「未定です」と話すにとどめたが、野球を続けてプロを目指すことは明言。高校野球生活を「思い通りにいかない方が多かったし、つらいこともあったけど、作新でしっかりやってきたことは、自分の人生で一生、生きてくれて、成長できるものとしてつなげていきたい」と振り返り「選ばれなかったのはやっぱり理由がある。もっともっと心も野球技術も大人になっていきたい」と成長を誓った。