年収1,000万円だった55歳男性「給与が半分以下に」…「今さらどうしようもない」老後生活への強い不安
高齢者世帯「貯蓄がある」は 80.7%
厚生労働省『国民生活基礎調査の概況』(2022年)を見てみると、全世帯で「貯蓄がある」は 82.4%で、「1世帯当たり平均貯蓄額」は1,368万3,000円となっています。ちなみに高齢者世帯で「貯蓄がある」は 80.7%で、「1世帯当たり平均貯蓄額」は1,603万9,000円となっています。 年金についてリスク喚起をする記事は多いものの、どんなに少なかったとしても、老後に最も重要な収入になることは間違いありません。もらえる分は最大限もらっておきたいところですが、お金の専門家の間では、「年金」について意外なリスクを指摘する声もあります。 将来の年金不安はもちろんですが、現時点でもすでに、たとえ潤沢に貯蓄・年金があろうとも、現役時代の金銭感覚を変えられず老後破産に至るケースは多いものです。自力での計画的な資産形成が求められていることは間違いありません。
THE GOLD ONLINE編集部