ネット仮想空間にハローワーク 大阪労働局、若年層の利用想定
大阪労働局は7日、インターネット上の仮想空間「メタバース」にハローワークを開設した。パソコンやスマートフォンで自分の分身となる「アバター」を操作し、職員のアバターに就職の相談をしたり、企業説明会に参加したりできる。若い世代の利用を想定し、全国の労働局では初の試み。手軽にハローワークに触れてもらい、来所につなげる。 メタバースの基盤「クラスター」上に「バーチャルわかものハローワーク」を開設。複数エリアで構成され、利用者は動き回りながら就職活動に役立つ情報を見たり、他の利用者とコミュニケーションを取ったりする。平日の日中はハローワークの職員が操作するアバターが常駐している。