大阪・松井市長「テレワーク非常に効果高い」
大阪・松井市長「テレワーク非常に効果高い」
大阪市の松井一郎市長は23日、大阪市役所で行われた定例記者会見で、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいた緊急事態宣言以降、自身もテレワーク(在宅勤務)をしていることを明かし「自宅で過ごすというのも大変なのもよくわかりますけど、ぜひご理解いただいて、5月6日まで最低限の外出、不要不急と言うよりも生きるための最低限にしていただきたい」と呼びかける場面があった。 【ノーカット】大阪市・松井市長が定例会見・小中学生へのタブレット配布などについて語る(2020年4月23日)
テレワーク「僕の考えというのがすべての部局長に伝わる」
報道陣からの「テレワークの内容は?」という質問があり、松井市長は、各部局長と(コミュニケーションツールの)LINE WORKS(ラインワークス)でやりとしていることを明かした。 それを利用した感想としては「一瞬にして僕の考えというのがすべての部局長に伝わるということで、非常に効果が高いなと思います」と話した。 ただ、そういう形の中で絶えず気にしてもらわないといけない点は、手間を取るなと感じているとも話した。
「テレワークというのはさらに加速させて活用していくべき」
また「新型コロナウイルス収束後も積極的にテレワークに取り組んでいくか」との問いには「次の事態に向けて、テレワークというのはさらに加速させて活用していくべきだと思います」とも述べた。
教育の場でもオンライン整備進めたい
別の報道陣からは、学校教育でのオンライン授業の取り組みの重要性についての質問もあった。 これに対し、松井市長は「新型コロナウイルス対策の追加の予算編成で、5年かけて小・中学校全生徒に支給できるよう計画してましたが、前倒しをして、今年中にオンラインでつながるような施設の整備もやりたいと思っている」という意向を述べた。