専業主婦が副業で月5万円とか10万円とか稼ぐのは難しいでしょうか? 娯楽に使えるお金を増やしたいです
「専業主婦でも、空いた時間に副業をしてお小遣いやレジャー費の足しにしたい!」と考える人は多いでしょう。昨今は在宅でできる仕事の選択肢も増え、専業主婦でも家事と副業を両立しやすくなりました。 そこで本記事では、専業主婦が副業で5万円・10万円を稼げるか、稼ぐことで税金や扶養はどうなるのかを分かりやすくまとめました。 ▼扶養内で働いてるけど、労働時間が「週20時間」を越えてしまった!「社会保険」に加入する必要はある?
専業主婦がスキマ時間で月5万円~稼げる副業はある
専業主婦が副業で5万円・10万円を稼ぎたいと考えたときに、主に選択肢となるのは「パートやアルバイトをして給与をもらう」「在宅ワークなどの副業で給与所得以外の報酬を得る」の2つの方法です。 パートやアルバイトで稼ぐ場合、時給1000円の仕事であれば月に50時間、1週間あたり12時間程度働けばよい計算です。 ランチタイムの飲食店やスーパーのレジなど、特別な資格がなくてもできて1日4時間、週3日程度働けるパート・アルバイトを探すのはそれほど難しくないでしょう。10万円稼ごうと考えると、時給1000円では1週間あたり24時間ほど働く必要があるため、より多くの就業時間・日数が必要です。 クラウドソーシングなどのサービスを利用すると、在宅ワークなど、スキマ時間を活用して月5万円以上を稼げる仕事も存在します。特技を生かせるWebデザインやプログラミングなどの仕事のほか、慣れればスキルがなくても取り組みやすいデータ入力などの仕事もあるため、内容と単価などを見て希望や能力に合う仕事を探すとよいでしょう。
注意点1:副業で専業主婦が月5万円稼ぐと確定申告が必要な場合がある
専業主婦が副業で毎月5万円を稼ぐと、収入の種類によっては確定申告が必要となります。 専業主婦の副業で確定申告が必要なのは「内職や在宅ワークなどの収入から経費などを引いた金額が年間48万円を超えた人(報酬を給与として受け取っている人を除く)」です。内職や在宅ワークなどの副業で得た所得(収入-経費)は、所得税の計算上「雑所得」として扱います。 所得が雑所得のみの場合、基礎控除48万円を差し引いた金額がプラスになると、確定申告をしなければなりません。毎月5万円の収入で経費が0円の場合、年間所得金額が60万円となるため、確定申告をして所得税を納める必要があります。 副業がパートやアルバイトで給与を受け取っている場合は、基礎控除48万円とは別に給与所得控除55万円を収入から差し引けます。年収60万円から2種類の控除を差し引くと課税される所得がマイナスとなるため、所得税はかからず、確定申告の必要もありません。