履いてるうちに緩む!? ラクなだけ!?… ゴルファーに大人気の「BOAフィットシステム」に関する疑問にBOA社の人が答えてくれた
【Q2】 BOAって履いてると緩む?
A.そんなことはありません。 昔からBOAは緩むということをおっしゃる方はいらっしゃいます。ロックが外れたわけでもなく、最初にしっかり締めたつもりでも履いているうちに緩んでしまうと。レースが伸びるとか、ロックをかけていてもベース(ダイヤル部分)が勝手に開放方向に動いてしまうと疑われる方も多いです。 でも、それは実はゆるみではなくて、BOAのレースの低摩擦設計が故です。最初に締めた時はダイヤルに近いところに力が加わるので、甲の部分で締まってきたことを感じると思います。でも、BOAの場合は靴紐と違って低摩擦設計のため、テンションが1カ所に偏ったままではなく、プレーヤーが動くことによって締まり具合が均等になっていきます。結果として、最初に締まった感のあった甲の部分が緩んだような感覚になってしまうんです。 でも、それは不具合ではなく、むしろ足に合った均等なフィットが生まれていることになります。ですから、もう少し締めたいということであれば、そこから増し締めをしていただくことで、しっかりと足全体をホールドします。そうすることで、その時の足の状態に合わせた理想のフィットをつくることができます。
【Q3】 BOAって切れたら直せない?
A.いいえ、直せます。 実は購入直後、商品タグを切るときにレース(ワイヤー)を切ってしまう例が少なからずあります。各シューズメーカー様が対策として“カイワレ”(業界用語でタグがぶら下がっている紐)を長くしたり色を変えたりして取り組みをしていただいていますが、なかなかゼロにはなりません。 しかし、仮に切ってしまった場合でも修理に対応しています。修理用のキットもあり、工具とマニュアルと紐通しが付いていて、お客様ご自身でも修理が可能です。早ければ10分以内で直すことができます。 ※ ※ ※ せっかく買ったばかりのシューズのレースを自分の不注意で切ってしまったら、これほど悲しいことはありませんが、諦めず、まずは各シューズメーカーに問い合わせしてみましょう。
ゴルフのニュース編集部