韓国はW杯最終予選引き分けスタート…パレスチナの牙城崩せずスコアレスドロー
[9.5 W杯最終予選 韓国 0-0 パレスチナ ソウル] 5日、北中米W杯アジア最終予選が行われた。グループBの第1節では、韓国代表とパレスチナ代表が激突。0-0での引き分けに終わった。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 韓国は2次予選を5勝1分で首位突破。対するパレスチナは、2勝2分2敗の2位で通過してきた。最終予選のB組には、イラク、ヨルダン、オマーン、クウェートが同居。重要な初戦となった。 試合はFWソン・フンミン、DFキム・ミンジェ、MFイ・ガンインらが先発出場した韓国が立ち上がりから主導権を握るも、先にゴールネットを揺らしたのはパレスチナだった。 前半22分、パレスチナは敵陣中央でフリーキックを得ると、MFホナタン・カンティジャナが右足でふわりと入れたボールをDFヤセル・ハメド・マヨールが頭でコースを変え、最後はMFターメル・スィヤームがフィニッシュ。ヘディングで押し込んだが、スィヤームが触ったシーンがオフサイドの判定となり、得点は認められなかった。 韓国は前半終盤に決定機を迎えるも、右サイドからのコーナーキックに合わせたFWチュ・ミンギュのヘディングシュートは枠を捉えられない。イ・ガンインのボックス内右からの鋭いシュートはGKラーミー・ハマディーに阻まれた。 韓国はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半13分にFWイ・ジェソンに代えてFWファン・ヒチャンを投入。同28分には、イ・ガンインがペナルティエリア手前から直接FKで狙うも、ハマディーに弾き出された。 韓国は後半38分、途中出場のFWオ・セフンが右サイドからのクロスを頭で叩いたが、コースがあまくハマディーの正面。同42分には裏抜けからソン・フンミンに決定機が訪れたが、シュートはポストに直撃した。 韓国は終盤にかけて猛攻を仕掛けるも1点が遠いままタイムアップ。パレスチナの牙城を崩すことができず、W杯最終予選を引き分けでスタートさせた。