【有馬記念】6着アーバンシックから〝伸び〟を奪ったのは…ルメールもお手上げの「超スローペース」
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] 1番人気に推されたアーバンシックは2016年サトノダイヤモンド以来となる3歳馬の菊花賞&有馬記念制覇を目指したが、6着に終わった。 スタートで出遅れるもリカバリーして3列目のインにつけ、レガレイラをマークする形に。ただ、勝負どころから全体がペースアップする中、前をとらえるほどの伸びを見せることができなかった。ルメールは「残念ながら超スローペースでした。勝ち馬の後ろにいて、直線でこちらも伸びましたが、皆も加速していました。状態は良かったですし、レースもスムーズでしたがペースだけですね」と唇をかんだ。 逃げ馬がいない今回はペースが遅くなると読んではいたものの、名手をもってしてもなすすべがなかった。ルメールは「まだ3歳ですから来年が楽しみです」と今後に向けて気持ちを切り替えていた。
東スポ競馬編集部