「命を守る判断と行動を」佐賀県で気象防災アドバイザーが講演会
FBS福岡放送
災害が発生しやすい梅雨の時期を前に、命を守る防災活動につなげてもらおうと、佐賀県で9日、気象防災アドバイザーによる講演会が開かれました。 9日、佐賀県吉野ヶ里町で開かれた講演会には、気象や防災に特に深い知識を持つ「気象防災アドバイザー」で、FBSバリはやッ!ZIPで天気コーナーを担当する、福山佳那さんなどが登壇しました。 これは、災害時に適切な備えと判断をし、住民の命を守る活動につなげてもらおうと開かれたものです。地域の防災委員などおよそ40人が参加し、大雨災害を想定して、気象庁が発表する注意報や警報などの防災気象情報をもとに、避難の呼びかけ方などの説明がありました。 ■福岡放送「バリはやッ!ZIP!」気象予報士・福山佳那さん 「避難を呼びかける側に回った時には、(雨が)降っていないのに避難は大げさだよとか言われるかもしれません。どうやって説得をして避難をしてもらうのか、そこは防災気象情報をうまく活用しながら考えてもらえたら。」 佐賀県の担当者は「きょう学んだことを生かして、自分や住民の命を守る判断や行動をしてほしい。」としています。