「Gran☆Ciel」6thワンマン 上丘鈴華が明かす“穴あき”フォーメーションの真相と新体制に見えた未来
7人組女性アイドルグループ「Gran☆Ciel」(グランシエル)が27日、東京・渋谷ストリームホールで通算6回目となるワンマンライブを行った。新メンバーの佐藤優衣をお披露目し、新たな7人体制が始動。終演後、上丘鈴華がスポニチアネックスの取材に応じた。 ――ライブを振り返っていかがでしたか。 上丘「きょうのステージ前半は7人フォーメーションの“穴あき”という形で6人でパフォーマンスをさせていただきました。というのも、(11月に活動終了した)望月希美奈さんの気持ち分も背負っているよという思いを込めて、望月さんの立ち位置を空けたままのフォーメーションでやらせていただきました。後半は流れをガラッと変えて新しく入ってきた佐藤優衣ちゃんを加えて完全体の7人フォーメーションになるという流れを今回のワンマンライブで見ていただけたと思います。これまで7人でパフォーマンスするという形にこだわり続けてきたので、7人そろうとしっくりきたというのが率直な感想です」 ――佐藤さんの加入で、どのような変化がありましたか? 上丘「もちろん優衣ちゃんも緊張していたと思いますが、その中でも精一杯パフォーマンスをしてくれました。新しい風を運んできてくれたと感じています。私たちもその新しい風で勢いを加速させて、一歩一歩だけど確実に大きく成長していけるビジョンが見えたライブでした」 ――来年6月1日には神田スクエアホールでワンマンライブが発表されました。この会場には特別な思い出があるとか? 上丘「そうなんです。実は、メンバーの小林夢叶と私にとって神田スクエアホールは、初めてステージデビューをした思い出の場所なんです。当時は3曲しかパフォーマンスできなくて…。なのに今回、優衣ちゃんは10曲以上一緒に披露してくれました。当時を振り返ると、右も左もわからないままポンっとステージに上がってオロオロと“迷子”になったりして(笑)今では『行くぞ~!』って大声であおったりしてるんですが、当時は『え、ここどこ?どこだ?』みたいな不安げな姿をお客様に見せていたぐらい。いまだにファンの方に『あのりんりんがこんなに堂々としたの?』『あのゆめもぐがこんなに成長したなんてすごい』って驚かれるぐらいです。なので、次のワンマンは昔の私たちと今の私たちを重ねて見ていただいて、皆さんに成長を実感してもらえるようなステージにしたいです あきらめずに努力していたら時間はかかるかもしれないけど必ず成長できるんだ、成長できる可能性は誰にだってあるんだ、っていうことをご覧になった方々に感じ取ってもらえるようなライブにしたいですし、実際にそうなるよう私たち2人が引っ張っていきたいです」 ――「私たちはできる」という意味では、新曲「We Can」もそういうタイトルになっていますね。 上丘「この曲はSPYAIRのUZさんに作詞作曲を手がけていただきました。以前リリースした『Future』と『Yakusoku』との3部作になっています。歌詞も『Future』は未来への希望を描き、『Yakusoku』はみなさんへの感謝を歌い、『We Can』では、今ここに立っている私たちしかできないことをやっていこうという決意を込めています。頑張りたいけど元気が出ない時に、自分を奮い立たせることができるようなメッセージが詰まった曲です」 ――最後に来年に向けての意気込みをお願いします。 上丘「Gran☆Cielがこんなに進化しているんだって思っていただけるようなライブを届けていきます。ぜひ楽しみにしていてください!」