コンテナ型“動くホテル”からロイヤルスイートまで 多様化するホテル最新事情
■コンテナ型“動くホテル”登場 中津市におととしできた「HOTELR9 TheYard」は、建築用コンテナ1台を1客室としたコンテナ型のビジネスホテルです。 比較的低料金ながら、部屋は普通のホテルと同様、ベットやバスタブ、トイレなどがついています。そしてカレーやおかゆなど好きな弁当から1つを選べる朝食サービスも充実しています。 そして、最大の特徴がトラクターにつなげばレスキューホテルとして災害現場に出動できます。 東日本大震災の経験を経て、建築用のコンテナメーカーが“動くホテル”を開発。これまでに全国で7度の出動を経験しています。 デベロップ広報担当 麻生川佳奈さん: 「自治体の要請で出動し、現地で上下水道、ガス、電気といったインフラに接続することができます。最短3日から1週間程度で運用が開始できます。平時は快適なビジネスホテルとしてみなさまにご利用してもらい、災害時には避難所として使え、地域の皆様の安心安全に寄与するホテルを目指したい」 新型コロナの5類移行による旅行客の増加に伴い、様々なニーズに合わせたホテルの形態が広がりを見せています。
大分放送