「電気スイッチつけた瞬間に爆発」古都騒然、煙に包まれた京都市・四条烏丸で火災 飛び散ったガラスで通行人もけが 2人搬送
16日午前10時20分ごろ、京都市の中心部で通行人から「爆発音とともに炎と煙が確認できる」と通報がありました。 【画像を見る】上空からの様子も…建物から上がる火 煙で周囲が真っ白の中で消防隊が消火活動を続ける 火災が起きているのは、京都市下京区白楽天町付近で、京都市営地下鉄の四条駅と、阪急京都線の烏丸駅の至近です。オフィスやホテル、飲食店なども多いエリアで、現場は騒然としました。 消防によりますと、複数の飲食店が入る「ざ・らくちん 室町横丁」の2階の店から出火し、消防隊が消火、午後0時10分にほぼ消し止められました。店の従業員の40代男性が火によるやけどで、また通行人の60代女性が飛び散ったガラスによる切り傷で救急搬送されました。いずれも意識があるということです。 白い煙に包まれた現場は、一時騒然としました。近くに住む男性は、「ドーン!とすごい音がした。地震かと思った。びっくりした」と話していました。 警察によりますと、店の従業員が、「2階に上がって店舗の電気のスイッチをつけた瞬間に爆発した」などと話しているということで、警察と消防は、ガス漏れの可能性もあるとみて、火事の原因を調べています。