”覚醒剤”譲渡疑い 工藤会系組幹部を再逮捕
福岡市東区で7月、男に覚醒剤のようなものを譲り渡したとして工藤会系組幹部の男が再逮捕されました。 麻薬特例法違反の疑いで再逮捕されたのは、那珂川市に住む工藤会系組幹部の池嵜誠容疑者(51)です。 警察によりますと、池嵜容疑者は、7月23日、福岡市東区下原の駐車場で北九州市八幡西区に住む土木作業員の男(59)に覚醒剤のようなもの約0.2グラムを1万1000円で覚醒剤として譲り渡した疑いがもたれています。 男(59)は池嵜容疑者らから覚醒剤のようなものを譲り受けた疑いや覚醒剤使用の疑いですでに逮捕・起訴されています。 SNSでやりとりをして購入したとみられていて、池嵜容疑者とは面識はなく、男に覚醒剤のようなものを渡したのは、別の人物だということです。 警察は、2人の認否を明らかにしていません。 警察は、池嵜容疑者の自宅に、別の覚醒剤の事件で家宅捜索を行い、押収品などの捜査から今回とは別の男に覚醒剤のようなものを譲り渡したとして池嵜容疑者を5日、逮捕していました。 池嵜容疑者は売人とみられていて、売り上げが工藤会の資金源となっていたとみて詳しく捜査しています。
九州朝日放送