「湘南藤沢モニターツアー」開催へ 緑豊かな北部の里山をバスで訪問
藤沢市内の魅力を紹介するバスツアー「湘南藤沢モニターツアー」が12月10日・11日の日程を皮切りに、12月と1月に全5回の日程で開催される。(湘南経済新聞) 江の島や海の印象が強い藤沢のイメージを踏まえ、ビーチ側だけではなく、緑豊かな北部の魅力なども楽しんでもらいたいと、藤沢市内に拠点を置く「日本の伝統文化おもてなし協会」が企画。藤沢市や藤沢市観光協会、藤沢商工会議所などの協力で実現した。 チャーターバスで北部の里山を訪ね、トマトの収穫体験をしたり、農家レストランで地元野菜のランチを食べたりするほか、江の島に移動してガイドの説明を受けながら歴史や文化に触れる。宿泊先は国の登録有形文化財「ローマ風呂」や、島に伝わる「弁天洞窟風呂」などを持つ「江の島岩本楼」に宿泊する。宿泊先では、和楽器演奏や日本酒のレクチャーも予定する。 同ツアーを催行する市内の旅行会社「のあたび」の美澤儀次さんは「観光地として有名な湘南江の島だが、南部の定番である江の島エリアだけでなく、今まで観光資源として活用されなかった地域の観光資源化などを目的に、北部地域のPRを行う。藤沢市北部は里山が広がり、農家も多く農業が盛んな地域。北部を堪能した後はバスで南部に移動し、江の島の観光名所を改めて巡り、より深い楽しみ方を提案したい」と話す。 開催日程は、12月10日・11日、同17日・18日、2025年1月14日・15日、1月21日・22日、1月28日・29日の5回。各回定員30人。先着順。モニター価格は1人1万9,800円。アンケート協力の必要あり。
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