5回、大量失点に、さえない表情の小久保監督（左から2人目）（撮影・安藤由華）

　◆SMBC日本シリーズ2024　第6戦　DeNA11―2ソフトバンク（3日、横浜） 　ソフトバンクが大敗を喫し、4連敗で日本一を逃した。 ■「急きょ」〝勝利の女神〟が到着【写真】 　先発の有原航平は2回、先頭の筒香嘉智にカウント2ボール1ストライクからの4球目の変化球をバックスクリーン右横へ運ばれるソロ本塁打で先制点を許した。さらに連打で2死二、三塁とされると、桑原将志に左前2点適時打を許し、いきなり3失点した。有原は3回にも1死満塁から押し出し四球で失点。3回4失点で降板となった。 　打線は4回に柳田悠岐のシリーズ初アーチとなる2ランで2点差に迫った。ベンチは5回に3番手として第3戦に先発したスチュワートを中4日で投入。だがスチュワートは1死から満塁のピンチを招くと、桑原に押し出し四球を与えると、続く梶原に中前適時打を浴び、岩井俊介に交代となった。 　代わった岩井は牧を二直に仕留めるも、オースティンを押し出し死球、筒香には走者一掃の中越え適時二塁打を浴びた。さらに宮﨑に適時二塁打を浴びた。打者一巡5安打の猛攻でこの回一挙7失点。9点差に広がり試合を決定付けられた。 　ソフトバンクは敵地での第1、2戦で連勝スタートを飾ったが、本拠地でまさかの3連敗。失った勢いを取り戻せないまま、今季1度しかなかった（8月1日楽天戦で13失点）2桁失点の大敗での4連敗を喫し日本一を逃した。 【#OTTOホークス情報】