【ガーディアンズ10－8オリオールズ】＠オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

初回に25号2ランを放ったオリオールズのガナー・ヘンダーソン（右）（MLB Advanced Media）

　日本時間6月26日、4連敗中のオリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのガーディアンズ3連戦の2戦目を迎え、打線が4本塁打を含む16安打8得点と奮起。しかし、先発のコール・アービンが8失点を喫するなど投手陣が踏ん張れず、8対10で敗れて2年ぶりの5連敗となった。ガーディアンズ2番手のペドロ・アビラが2勝目（1敗）を挙げ、6番手のエマニュエル・クラセは25セーブ目を記録。アービンは4回10安打8失点（自責点4）で4敗目（6勝）を喫した。 【動画】オリオールズのガナー・ヘンダーソンが25号2ランを放つ（MLB.comより） 　1回表にデービッド・フライのタイムリー二塁打で先制されたオリオールズはその裏、二死1塁からガナー・ヘンダーソンが25号2ランを放ち、逆転に成功。2回表にガブリエル・アリアスの2点タイムリー二塁打でリードを奪われたが、2回裏無死3塁からジェームス・マッキャンのタイムリーで追いついた。3回裏にはジョーダン・ウエストバーグにタイムリー二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功。ところが、4回表にエラー絡みでピンチを招くと、2本のタイムリーとホセ・ラミレスの21号3ランで一挙5点を失い、4点ビハインドとなった。 　4回裏にマッキャンの3号ソロ、コルトン・カウザーの10号ソロと二者連続アーチが飛び出して2点差に迫り、7回裏にも1点を返して1点差としたが、8回表にボー・ネイラーのタイムリー三塁打などで痛恨の2失点。8回裏にアンソニー・サンタンデールが今月12本目の一発となる21号ソロを放って意地を見せたものの、9回裏はガーディアンズの守護神クラセの前に無得点に終わり、8対10で敗れた。安打数でも本塁打数でもガーディアンズを上回ったが、得点圏で11打数1安打（ガーディアンズは11打数7安打）。好機であと1本が出なかったことが大きく響いた。