【紅白リハ】制作統括、星野源の披露曲変更は「総合的に判断」「反響があったのでそれを受け止めて」
大みそか「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、制作統括の大塚信広チーフプロデューサー(CP)が囲み取材に応じた。その中で、歌手の星野源(43)が披露する予定だった楽曲を急きょ変更したことについて言及した。 【写真あり】橋本環奈 3年連続司会に「3回もやらせていただけて光栄」 NHKは26日、星野が紅白で披露する予定だった楽曲「地獄でなぜ悪い」を、「ばらばら」に変更すると発表した。「地獄で…」は、13年公開の同名映画の主題歌だったことから、監督を務めた園子温氏の過去の報道内容に触れて疑問視する声が上がっていた。 大塚CPは「反響があったので、それを受け止めて、もちろん楽曲なので、星野源さんサイドと話して総合的に判断した」と披露曲変更に至った経緯を説明。「(変わった曲は)そこは自信を持ってお届けできるかと」と話した。 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。 今年の紅白の司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーの4人が務める。