リウマチの最新治療【リウマチ治療の最前線】
◇最新の生物学的製剤をうまく活用し、リウマチの改善を目指しましょう!
リウマチ治療は、症状や進行具合に応じた適切な治療法を選ぶことが重要です。生物学的製剤は炎症を抑え、関節破壊を予防する効果が期待できる最新の治療法であり、生活スタイルに合わせて点滴や皮下注射の選択肢もあります。 さらに、薬物療法だけでなく、手術療法やリハビリテーション療法を組み合わせた多角的なアプローチが必要です。日々の治療や生活習慣を見直しながら、症状の改善と生活の質向上を目指しましょう。自分に合った治療法を選び、リウマチの改善に向けて医師と共に最善の道を歩んでいくことが大切です。(了)
湯川宗之介(ゆかわ・そうのすけ) 75年生まれ、東京都出身。00年東京医科大学医学部医学科卒業後、同大学病院第三内科、産業医科大学医学部第一内科学講座を経て、15年に湯川リウマチ内科クリニックを開院。16年一般社団法人リウマチ医療・地域ネットワーク協会を設立。リウマチの正しい理解を促す啓蒙活動を精力的に行う。関節リウマチの啓発活動、継続的なその取り組みが評価され、さまざまなメディアでも紹介。20年にはKADOKAWA出版より書籍を発刊。