【ブレイキン】パリ五輪新競技の日本代表が会見 「一番楽しんでやろう」大能寛飛が魅力を伝える
20日、パリ五輪の新競技ブレイキンに出場する日本代表の半井重幸選手(ダンサー名・Shigekix)、大能寛飛選手(ダンサー名・HIRO10)、福島あゆみ選手(AYUMI)、湯浅亜実選手(AMI)の4人が会見を行いました。 【画像】ブレイキン ジャパンオープン優勝でHiro10選手が笑顔 「ブレイキン」はパリ五輪で採用された新競技。選手はDJがかける音楽に合わせて1対1で個々にダンスを披露しリズムや音色に調和しながら、高度なパフォーマンスやアクロバティックな要素を盛り込んで創造性を競う競技です。 この日、4選手が着用していたのは日本代表のユニホーム。他の競技と違い、個性を大事にするブレイキンは全員同じユニホームではなく、選手たちは約60種類のアイテムの中からそれぞれがコーディネートし、ダンスバトルの際に着用します。 パリ五輪で日本選手団の旗手も務める半井選手は「当日たくさんの方が画面越しだったり、現場に来て、足を運んで応援して楽しんでくださると思うんですけど、その中でも僕自身が一番楽しんでやろうと、僕の率直な気持ち」とパフォーマンスを楽しみたいと話すと、湯浅選手は「周りのサポートももちろんあってつかみ取った(パリ五輪の)チケットでもあるので、自分らしく全力で楽しむことを1番大切にしたい」「ステージで爪痕を残せるように、『BガールAMIってこういうものだ』『ブレイキンってこういうものだ』っていうのを見せられたらいいなっていうのを思っています」と意気込みを語りました。 また新競技ということでブレイキンを知らない人にどこを注目してほしいか聞かれると「表現の自由と個性豊かな自由度の高さっていうところを注目していただけると、他の競技もそういうところがあるとは思うんですけど、特にブレイキンは他と比べてどういうところがブレイキンらしいかって言われると、その個性豊かな部分は目が行くんじゃないかなと思うので、そこに着目して見ていただけたらすごく楽しんでいただけると思います」とそれぞれの違ったパフォーマンスを楽しんでもらいたいと話す半井選手。 最後に伝えたメッセージは「踊りから感じられるなにか、心動かされる何かがあると思うので、我々の踊りを見て『心躍るみたいな』そういう素晴らしい瞬間を僕たちが生み出せたら最高だなと思っています」と語りました。