メーガン妃が“再始動”も「現実離れ」「まるでおもしろくない」…Netflix新番組に米国で酷評が吹き荒れる理由
チャールズ国王とキャサリン妃のがん告白、ヘンリー王子の裁判やビザ問題、アンドリュー王子の“中国人スパイ”疑惑など、2024年も慌ただしかった英王室。一方でメーガン妃も、スタッフへのいじめ疑惑やナイジェリア訪問での物議を醸す行動など、やはりなにかと落ち着かない一年だった。それでも今年は自身が“主役”となる活動を本格的に開始するようだが、その年頭を飾るはずのNetflix番組も予告編からすでに非難の的となっている。 【写真】テーマは「私」!? 自宅近くの邸宅を借りて撮影された新番組…ヘンリー王子との熱いショットも
満を持して放つ「おもてなし番組」
2020年3月末に英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃夫妻は、その数か月後に配信大手Netflixとコンテンツ制作に関する契約を結んだ。推定一億ドルともいわれる巨額契約だったが、現在まででヒット作と呼べるのは最初のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」のみ。続くドキュメンタリー2本の評判は芳しくなく、並行してメーガン妃のアニメ企画がお流れになったニュースなども伝えられた。 Netflixと同じ時期にSpotifyとも契約したが、こちらはあえなく解消。Spotify幹部が夫妻を「詐欺師」呼ばわりした一件も話題を呼ぶなか、Netflixは当初の5年契約を継続すると宣言していた。契約延長がなければそのファイナルイヤーとなる今年、メーガン妃が満を持して放つのは、1月15日から配信予定の「ウィズ・ラブ、メーガン」である。 多くの識者が「自分をコンテンツ化するのはもうやめたほうが……」と助言しているにもかかわらず、タイトルに自身の名前を入れた全8回のシリーズは、俳優時代から得意とするライフスタイルがテーマ。Netflixの番組紹介ページには「友人や著名なゲストを美しいカリフォルニアの邸宅に招き、料理やガーデニング、おもてなしのコツを披露する」とある。 俳優時代のメーガン妃は、自身のライフスタイル系ブログ「The Tig」でそれなりの評価を得ていたため、同ジャンルへの進出は暗黙の既定路線だ。1年以上前には自身のブランド「American Riviera Orchard」の準備サイト を立ち上げ、今回の予告編公開と前後して個人の公式Instagramアカウントも開設した。いよいよ本格始動である。だが、予告編公開の数時間後から酷評が飛び交い始めたことは織り込み済みだったのだろうか。