子どもの作文 どんな点をほめると伸びる?
作文の力は日常会話の中で養う
小学生の語彙(ごい)力は、日常生活の中で培われていくことがほとんどでしょう。普段の生活の中で、思ったことや感じたことを表現する習慣ができていると、作文を書く時にも自然に「自分なりの言葉」を使えるようになります。 ご家庭での会話の中で、お子さまが自分の考えを自分の言葉で表現した時にはすかさずそれをキャッチして、「いいねーその言葉」「その表現面白い!」と、ほめてあげたらよいと思います。 おうちのかたから発せられる言葉もまた、お子さまの「言葉の引き出し」を豊かにします。あらゆることを話題にして親子で会話を楽しむことが、お子さまが自分の言葉に自信を持ち、作文力を伸ばしていく土壌となるでしょう。
まとめ & 実践 TIPS
《作文に込められた素直な気持ち》が、「伝わったよ」と言ってあげることが、お子さまの作文に対する、いちばんのほめ言葉ではないかと思います。 思ったこと、感じたことをそのまま言葉にすれば、それが「自分なりの表現」になる。そう思ってもらうことで、書くのは楽しい、伝わるのは楽しいという気持ちを育てていけるのではないでしょうか。 作文のそこここにちりばめられた「キラッと光る」お子さまの気持ちを、ドキドキワクワクしながら探してみましょう。きっとたくさん見つかるはずです。
河原はるこ 「赤ペン先生」歴8年。4年生担当。 高校生の時、「赤ペン先生」の心のこもった美しい字のおたよりに励まされた思い出があり「赤ペン先生」に。子どもたちへは、「まちがえるのは恥ずかしいことではない!」「どんどんまちがえましょう!」という思いを持ちながら、一生懸命に書かれた解答を尊重し、大切なポイントが一目でわかる指導を心がけている。 趣味:読書とフルーツ酢作り 自己紹介:のんびり屋、でも好きなことには熱い一面も。 中高生3児の母。
プロフィール 赤ペン先生 赤ペン先生は「進研ゼミ」の選考に合格し、ゼミ独自の研修・教育を通じて、教科の学習内容やお子さまの力を伸ばす指導法などを学んだ人です。 お子さま一人ひとりの解答状況や学習の到達度に合わせて、丁寧に添削・指導いたします。 ※「赤ペン先生」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。